コロナ禍は先が見えません。
企業・事業主は、自らと雇用を死守するべく、
✔ 積極的に情報収集し、
✔ 自ら考え
✔ 行動する
ことが必要です。
皆様がこの非常事態を乗り越えていく一助になれば幸いです。
※ 4/19、4/25更新
本来は、顧客のどんな顔を見たいのか、どういう幸せを追求したいのかをジックリと考えながら、考えるべきですが、それは時間のあるときに。
アイデアは、ブレーンストーミング【1】を行うと、面白いように意見が出てきます。
【1】ブレーンストーミングとは
次のルールで4~6人程度で行なうアイデア出しの方法
いつまでもチマチマ考えすぎてはいけません。まず、実行ありきです。
実行することで、机上では見つけられなかった欠点も出てきますので、修正してより良いサービスにしていきます。
まず、始めてみる。
次に、ブログや書籍などを参考に効果的な方法を探して、改善していきます。
そして、継続は力なりです。
常時マスクをしていても、外す必要のある数少ない時間の一つが食事です。
顧客が求めているのは、安心して食事が出来る環境です。
●安心の提供
✔ 座席の間隔をあける。
✔ 少数限定の予約制にする。
✔ オーナー、シェフ、ホール担当全員がマスクを着用する。
●ランチ営業を始める
夕食を外で食べる方が減っても、ランチはまだ少し需要が残っているのではないかと思います。
●持ち帰り弁当(テイクアウト)を始める
他のお客様との接触を避けられるため、重宝されます。
お弁当の販売開始に際しては、次の項目にご注意ください。
賠償責任保険(飲食物)への加入 | 万一食中毒が発生した場合などに有効。 |
ビニール手袋着用 | 手の傷に潜む黄色ブドウ球菌などが混入することを予防。 |
マスク・メッシュキャップの着用 | 異物などの混入を予防。 |
店頭から画鋲撤去 | 専門家によると、髪の毛の次に多いのが画鋲、クリップ、ラップなどの混入だそうです。画鋲は知らないうちに緩んで混入すると大変危険です。 |
消費期限表示 | 加工食品の表示に関する共通Q&A(消費者庁HP) |
アレルギー物質表示 |
箱・ポリ袋・ビン・缶・ペットボトルなどの容器に詰めて店頭販売する加工食品に 卵・乳・小麦・えび・かに・落花生が常に一定量以上含まれる場合 アレルギー表示の義務があります。 |
再加熱方法 |
電子レンジ可能な容器かどうか 500Wで何分温めればベストなのか |
●ウーバーイーツ・出前館などと契約する。
特に神戸市は、ウーバーイーツ社・(株)出前館と協定を締結していますのでご参照ください。
✔ 対象飲食店の初期手数料の支払いを当面免除
✔ 注文者がUber Eatsアプリ内で受けられる割引について、通常時は対象飲食店が負担する費用(注文1件あたり100~500円)を助成<4月13日~7月12日> ✔ 対象飲食店のUber Eatsの「お持ち帰り」サービス利用にかかる手数料を3か月間にわたり約4割減免 「Uber Eats + KOBE」(神戸市HP) |
「KOBE出前シフトサポート」(神戸市HP) |
●自社デリバリーサービスを開始する。
●在庫酒類の持ち帰り販売を開始する。
本来、酒を販売する(その場で飲む用以外。持ち帰り用)場合には、税務署で酒類小売免許を取得する必要があります。
税務署が、飲食店に期限付酒類小売免許の特例を設けました。詳細はこちら
●将来使えるクーポンを発行する。
今買ってもらって、数か月先まで使える前払式飲食券などを発行する場合には、資金決済に関する法律の適用を受ける可能性があります。同法の違反には、最大3年の懲役・最大300万円の罰金のどちらか又は両方が課される(資金決済法107以下)厳しいものですので、発行される場合には、われわれ専門家にご相談されるなどご注意ください。
詳細は、一般社団法人日本資金決済業協会HPをご覧ください。
先払い利用券による飲食店等の支援(神戸市HP:予算成立待ち)new
都市部ホテルの集客アイデアは、なかなか見当たりませんが、地方であれば次のような対策は如何でしょうか?
●部屋食に切り替え
人気だったバイキングを部屋食に切り替える。
●ターゲットの切り替え
外国人ターゲットを日本人家族(休校&テレワーク家族など)に切り替える。
●将来使えるクーポンを発行する
今買ってもらって、数か月先まで使える前払式宿泊券などを発行する場合には、資金決済に関する法律の適用を受ける可能性があります。同法の違反には、最大3年の懲役・最大300万円の罰金のどちらか又は両方が課される(資金決済法107以下)厳しいものですので、ご注意ください。
詳細は、一般社団法人日本資金決済業協会HPをご覧ください。
お客様も店員さんがマスクをしていると安心して買い物とお会計をすることが出来ます。
また、来場数が多い(が今までよりは少ない)場合にはあえて入場数を制限して、安心にお買い物できることをアピールするのも良いと思います。
コロナが始まったとき、誰もこんな大事になるとは予想できませんでした。
AIによって淘汰されると考えられていた「ヒトがする必要のない仕事」が淘汰されるよりも先に、人が提供する必要のある旅館やホテル、飲食などの「おもてなし」産業がコロナによって大きなピンチを迎えています。
コロナは人と人との距離を遠ざけ、ビジネスモデルの変更をわれわれ事業者に対して突きつけています。
「今そこにある危機」を乗り越えたら、次は、コロナが数か月で終息することなく数年続くことを想定してビジネスの再構築を考える必要があります。
皆さんがビジネスを再構築する上で大きなヒントになるであろう(そして、面白い!)書き物を2点ご紹介します。
進化論を唱えた19世紀の生物学者「チャールズ・ダーウィン」の言葉を引用します。
生き残る種とは、 最も強いものではない。 最も知的なものでもない。 それは、変化に最もよく適応したものである。 ~チャールズ・ダーウィン(19世紀イギリスの生物学者)~ |
頑張って変化して生き残りましょう。
一刻も早いコロナの終息を願っています。