企業法務とは何か?
企業法務を体系的に研究したい方のために、その入口として企業法務の種類を分類しました。また、主な担当専門家を付記しています。
もくじ | |
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企業法務には、次の3つの機能があることに争いはありません【1・2】。
臨床法務 | 予防法務 | 戦略法務 | |
内容 | トラブル発生後、法的に対処する。 | トラブル発生前に、法的な予防策(契約書作成、法令順守教育)を講じておく。 | 法的な視点から企業の経営戦略を策定する。 |
費用 |
多額の費用を要することが多い。 |
臨床法務より低コスト。 トラブルを予防することで、出費を抑える。 |
法令等ルールを熟知した立場からアドバイスし企業の利益を拡大する。 |
種類 |
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主な担当専門家 |
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【1】「臨床」「予防」「戦略」の3つに分類しているものは次のとおりです。
【2】「臨床」「予防」「戦略」に続けて、4つ目の機能として「経営法務(ステークホルダー(利害関係者)の利益を考慮しながら、会社として何が合理的で適切なのかを評価・指導していく)」を加えるものもあります。
【3】司法書士の「臨床法務」に関する業務は次のとおりです。
司法書士は「臨床法務」「予防法務」「戦略法務」いずれにも日常的に関与している数少ない専門家です。
是非、司法書士をご活用ください。
また、私たちは全国の司法書士の持つ「企業法務」に関する知見を集め、更にレベルアップするべく、全国の司法書士とともに「企業法務勉強会」を立ち上げました。ご期待ください。
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司法書士であれ、弁護士であれ、法律に関する顧問は必要
司法書士顧問。その弁護士顧問との違い
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