最期の時が近づいたとき(葬儀前に)ご家族が確認・準備するべきこと


ご親族の最期の時が近づいたとき、ご家族はとても辛く悲しく何も手につかないかもしれません。

それでも、なお最低限準備しておくべきことは次の通りです。

たくさんのご本人をお見送りした後見人(司法書士)が説明します。

もくじ
  1. 喪服の調達
  2. 連絡すべき友人の確認
  3. 葬儀会社の選定
  4. 宗教・宗派の確認
  5. 参列順・焼香順の確認
  6. 葬儀費用の準備
  7. 戒名

■1 喪服の調達


喪服はクリーニングに出してあるか、ほつれ等は無いかを確認しましょう。最近太ったという方は入るのかも、確認しておきましょう。もしもの時には、レンタルすることも可能です。

大学生以上の場合には喪服を着用するようにした方が無難です。

■2 連絡すべき友人の確認


連絡すべきご友人の連絡先を確認しておき、速やかに連絡できるようにしておきましょう。

■3 葬儀会社の選定


病院は一日たりとも、ご遺体を預かってくれません。

ご親族が葬儀費用の共済などに入っているかも確認しましょう。

■4 宗教・宗派の確認


⑴ まず、宗教の確認

仏教なのか、キリスト教なのか、それ以外なのかご確認ください。

⑵ 次に、宗派の確認

仏教であれば、浄土真宗なのか、浄土宗なのか、真言宗なのか宗派まで必要です。

キリスト教であれば、プロテスタントなのか、カトリックなのか確認します。

■5 参列順・焼香順の確認


親族の席順、焼香順を年配の方に相談しておきましょう。

焼香順を間違えただけで、しつこく文句を言われ親族関係が悪くなり、その後の遺産分割や家族関係に悪影響を与えるというのは、嘘のような本当の話です。

■6 葬儀費用の準備をどうするか?


葬儀費用は、当然に遺産から出して良いわけではありません。

コラム「葬儀(葬式)費用負担者は誰なのか?!」をご参照ください。

■7 戒名はどうするか?!


仏教であれば、院居士(いんこじ)、院大姉(いんたいし)をつけるのかどうか?を決める必要があります。費用がかかりますので、葬儀会社やご住職などに相談すれば、回答いただけます。

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