元気なうちに始めよう『終活』


あなたのまちの司法書士事務所グループ

神戸・尼崎・三田・西宮・東京・北海道に12拠点

(全国対応可能)



私たちが考える「終活」とは

終活は、人生をより充実させるための大切な準備です。

私たちが考える「終活」には3つあります。

1.これからをより有意義に過ごすための終活
 趣味やライフプランを実現し、自分らしい日々を送るための準備。

2.断捨離でご家族の負担を減らすための終活

 整理整頓や財産の見直しで、ご家族が安心して将来を迎えられるように。
3.「万が一」の事態にも慌てないための終活

 法律上の手続きを含む準備で、予測できない状況にも備えます。

 

自分らしい人生を送るために考えること

「自分らしい人生を送るために何が必要か?」

この問いに答えを見つけることは、「ご家族のための終活」や「万が一に備える終活」にも直結します。

特に「法律上の終活」は専門的な知識が必要なため、司法書士が【3つのSTEP】に分けて丁寧にわかりやすくご説明します。

もくじ
  1. ■STEP1■「考えるべきこと」を整理する
    1. 「ご自身」のために考えること
    2. 「ご家族」のために考えること
    3. 「事業の後継者」のために考えること
  2. ■STEP2■少しずつ「備え」をはじめる
    1. 「ご自身」のためにできること
    2. 「ご家族」のためにできること
    3. 「事業の後継者」のためにできること
  3. ■STEP3■わからないこと、不安なことは専門家に相談
    1. 終活は「3つの対策」と「優先順位」が大切
    2. 司法書士による「終活プラン作成」サポート
  4. 標準的な所要時間
  5. 司法書士の報酬・手数料

終活の進め方■STEP1■

「考えるべきこと」を整理する


終活をはじめる第一歩は、自分が「何を叶えたいか」「どんな不安を解消したいか」を明確にすることです。以下のポイントを参考に、じっくり考えましょう。

■1 「ご自身」のために考えること

自分らしい人生を送るために、以下のような項目を検討しましょう。

  • 老後の生活設計
    セカンドライフを楽しむために、どれくらいの資金が必要か?資金計画や貯蓄方法を考える。
  • 財産の管理
    認知症などで判断力が低下したとき、お金や資産の管理をどうするか。家族信託や任意後見制度の利用を検討。
  • デジタル資産の管理
    ネットバンキングや仮想通貨、SNSアカウントなど、デジタル資産をどう整理するか。
  • 葬儀やお墓についての希望
    お葬式の形式や規模、お墓をどこにするかを家族に伝える方法を考える。
  • ペットの将来
    万が一のとき、ペットを誰に託すか、またその費用の準備。

■2 「ご家族」のために考えること

残された家族に迷惑をかけず、安心を与えるために、次のような準備を検討しましょう。

  • 相続トラブルの防止
    子どもや親族の間での相続争いを避けるため、具体的な分配内容を明確に。
    法的に有効な遺言書を作成することが重要です。
  • 生前の財産整理
    生前贈与や整理を通じて、負担を軽減。
    借金が多い場合の対応策も事前に確認。
  • 不動産の整理
    「お金にならない土地」の処分方法を考え、相続人の負担を軽減。
  • 介護中の家族・障害のある子ども
    残されるご家族が、安心して暮らしていける対策を。
    任意後見や家族信託を検討。

■3 「事業の後継者」のため考えること

事業を営んでいる場合、後継者や社員のために以下を検討しましょう。

  • 事業承継の計画
    子どもや親族へのスムーズな事業引き継ぎ方法。
    親族外承継やM&A、事業譲渡の選択肢についても視野に入れる。
  • 事業の整理
    会社を解散・清算する場合のタイミングや手続きを把握する。
    未収金の回収や資産の売却方法を検討。
  • 赤字企業の対応
    負債がある場合、適切な清算のタイミングや方法を検討する。

終活の進め方■STEP2■

少しずつ「備え」をはじめる


理想の終活プランを実現するため、具体的な準備を進めましょう。

専門家のサポートがあれば、より安心です。

 

■1 「ご自身」のためにできること

まずは「想い」と「尊厳」を守るため準備

終活とは、人生の整理だけでなく、今後の人生をハツラツと過ごすために必要な準備です。

そこで不可欠なのが、自分らしい生き方を実現させるプランニング。

「お金は今いくらある?」「願いをかなえ、想いを伝える方法は?」それらをエンディングノートに 記入しながら、前向きにプランを練りましょう!

次に「万が一」に備える準備

次に、できるだけ早く準備したいのは、病気・障害・認知症といった「万が一」への備え。

ご家族に財産の管理・処分などを任せる「家族信託」や、判断のサポートをお願いする人を予め決めておく「任意後見」などの備えがあれば、ひとまず安心です。

【ご自身のための手続き・対策の一例】

など

■2 「ご家族」のためにできること

トラブル予防の法的手続き

遺言書は、確実に想いを伝え、形にするための唯一の方法です。

「相続争いを避けたい」「公平に財産を遺したい」といった場合に必須といえます。

ただし、書き方を間違えると無効になるので、専門家と一緒に作成するのがオススメです。 なお、ご家族に多くの財産を遺そうとする場合、贈与税・相続税への対策を。

おもな財産が不動産の場合、マイナスの財産(借金)が多い場合などの対策もお任せください。

【ご家族のための手続き・対策の一例】

など

■3 「事業の後継者」のためにできること

事業承継や解散の準備

ご子息や親族の方に事業を継いでもらう場合と、社員や第三者に継いでもらう場合では、

手続きの進め方や対策、プラン・サポート内容は大きく変わります。会社をたたむ、

事業を清算する場合の未収金回収、不動産や設備の売却なども、当グループなら万全です。

【後継者のための手続き・対策の一例】

など

終活の進め方■STEP3■

わからないこと・不安なことは専門家に相談

終活は「3つの対策」と「優先順位」が大切


終活で大切な「法律上の終活」では、以下の3つの対策が必要です。

  1. 財産管理対策:ご自身の判断能力が低下した場合への備え
  2. 遺産分割対策:相続人に相続争いをさせないための備え
  3. 相続税対策:相続人に少しでも多く財産を遺すための備え

 

そして優先順位は通常「 財産管理対策 > 遺産分割対策 > 相続税対策 」です。

これらの対策は、順序を間違えると十分な効果を発揮できません。

なぜなら「遺産分割対策」「相続税対策」として毎年少しずつ生前贈与をしても「財産管理対策」を行う前に認知症が進行すると贈与できなくなります。そして、贈与できなくなると「遺産分割対策」「相続税対策」も頓挫するからです。

司法書士による「終活プラン作成」サポート


「人生一度キリの終活だから失敗したくない」

「上手なプランニングの方法を知りたい」

「有効な生前対策・節税対策を実施したい」

「法的な手続きは専門家に任せたい」

「万が一の事態に備えて準備しておきたい」


そんな方のために、あなただけの「終活プラン作成」を司法書士が親身にサポートします。

  • 現状のヒアリングと課題整理
  • 複数のプラン提案と費用見積もり
  • 法律上の優先順位を見極めた実行計画

プラン毎のメリット・デメリット、費用や手続き内容などについても、ていねいにご説明します。

お任せください。私たちがお役に立ちます。

標準的な所要時間


内容 標準的な所要時間
事業承継プラン作成 1か月程度
事業承継プラン実行 5~10年

司法書士の報酬・手数料


内容 報酬
シンプルな案件の場合【0】 5,500円(税込)/30分の相談料
事業者でない個人

終活プラン作成【1】

33,000円(税込)~【2】
終活プラン実行 別途お見積書を作成します。
事業者や会社法人 事業承継プラン作成 110,000円(税込)~【3】【4】

事業承継プラン管理【5】

11,000(税込)円~/月【6】
事業承継プラン実行 別途お見積書を作成します。

【0】シンプルな案件とは、ご相談を受けたその場で簡単にプランをご提案できるような案件、計算や検討を要さない案件などをいいます。

【1】生前対策プラン、資産承継プランともいいます。

【2】保有なさっている資産の規模や種類、推定相続人との関係性により、決定いたします。

【3】事業の規模、保有資産の種類等により、決定いたします。

【4】案件によっては、税理士の協力を求めることがあり、その場合には、別途税理士とご契約いただく必要があります。税理士の報酬は33,000円(税込)~です。

【5】プランが着実に実行されているか見守り、ご相談を受け付けます。

【6】事業承継の実行期間中は、ご相談、アドバイスともに増加いたしますので、次のとおりの取扱いをお願いしております。

  • 顧問先の個人事業主様の場合:期間中の顧問料に表記加算をお願いいたします。
  • 顧問ではない個人事業主様の場合:顧問契約の締結と、表記加算をお願いいたします。

司法書士による法律顧問サービスについてはコチラをご覧ください。